JAZZ理論

jazz理論

Ⅱ-Ⅴ

  • AパターンとBバターンがありますが全部覚える必要はありません。
  • Aパターンは人差し指を動かすだけ
  • Bパターンは小指を動かすだけ

 A パターン

 B パターン

音階

 短調のスケール(ドレミファソラシド)は、三種類あります。
マイナー曲のアドリブを耳コピする時は、
この3つのうちのどれを使っているか分析しましょう。

ホールトーン

 全部全音で繋いだスケール。二種類しかないので、覚えやすいしカッコイイ。
7thの時のBメロからAメロに帰る時に効果音のように使ってみてね。

テンション

メジャーコードのテンションは、1度上のトライアド。
マイナーコードのテンションは、1度下のトライアド。
左手でコード、右手でテンションでバッキング。
エンディングの最後の音に使ったり、音に厚みが出来ます。

モード

あんまりコードが動かない曲をアレンジするのは難しい。
そんな時はモードで。
ドフリミエロで覚えましょう。
C Dm Em F G Am Bm

赤はメジャー系・青はマイナー系。
全部白鍵盤だけにするには・・・

オニアン     メジャー系のスケール(ドレミファソラシド)

リアンはハーモニックマイナー(和声的短音階)やブルースと相性が良い。
(スケールが似ている。類似タレント。)
レから始まるスケールは、第3音と第7音が#だから、全部白鍵にするためには、

第3と第7音を半音さげる。



リジアン  
♭2 ♭3 ♭6 ♭7音

  
ディアン     4度上の音だけ#にする。

7度のコードの時にはリディアン+♭7thにしたり・・・。
例※♪酒バラの時のE♭7時



クソリディアン 7度だけ♭にする。


オリアン=ナチュラルマイナー=自然的短音階    

クリアン     半音上のスケール  例 Bのロクリアン→ドレミファソラシド

オルタード カッコいい味わい

かっこいいなぁと感じる音は、ほぼオルタードであるっぽい。

2つの覚え方があるので参考になれば幸いです。

1.半音上の旋律的短音階(メロディックマイナー)+3→♭3

 ↓は、D♭のオルタードということになります。

2. 1と3と7th+♭9 #9 ♭5 #5

(理論は♭9 #9 #11 ♭13だが覚えられないので。)
~Cのオルタード~

~Fのオルタード~

~Gのオルタード~

ビバップスケール 早弾きの

Ⅱ‐Ⅴが頻繁に入っている曲、チャーリーパーカーの曲

ド レ ミ ファ ソ ソ# ラ シ ド 又は ド レ ミ ファ ソ ソ# ラ ラ# シ ド

例 Nica’s Dream
B♭m△7のビバップスケールは?
 まずマイナーには3つのスケールが存在する。
1.ナチュラルマイナー(自然的短音階)=平行調のメジャースケールD♭
2.ハーモニックマイナー(和声的短音階)

      ↑は、ハーモニックマイナーにしか含まれていない音

3.メロディックマイナー(旋律的短音階)

      ↑は、メロディックマイナーにしか含まれていない音

これらを網羅するスケールがビバップスケール

ドレミファソ ソ♯ ラシド

Ⅱ-Ⅴが頻繁に出てくる箇所は、Ⅰのビバップスケールを使う。

例えば、BメロのE♭m7-A♭7は、D♭のビバップスケールで。

アッパー・ストラクチャー・トライアド(両手で弾くボイシング)

両手でコードをおしゃれな響きにしたい、それにのっかってメロディーもおしゃれな
響きにしたい・・・自分のダサさから脱却して、jazzにしたい・・。
そんな私にぴったりなアイテムです。

定義は、テンションを含むアボイドノートを省いたスケールの中からのトライアド。
ここでは、sus4やコンディミも省きます。理由は、それはそう言えば事足りるでしょ?と
いうことらしいです。分数コードのこと?と聞かれたりしますが、
分数コードとは分母の音はトライアド(コード)(和音)ではなく、単音のことを指すので、
ここはコード(和音)の二階建てとしたいので、分数コードとは異なります。

見つけ方
7thコードが出てきたらガイドトーン(3+7)の
上にのせる(右手)トライアドを考えます。
右手はⅡ度 ♭Ⅴ度 ♭Ⅵ度 Ⅵ度の4つです。
スケールは リディアンフラット7th  オルタード コンディミ オルタード
        Ⅱ度     ♭Ⅴ度   ♭Ⅵ度    Ⅵ度


リディアンフラット7thとは、ド レ ミ ♯ファ ソ ラ ♭シ ド
このスケール中でⅡ度=テンション
なので覚え方はルート(根音)の全音上のコードとなります。

右手と左手の間をあまり開けないことがポイント。開いたら右手のコードは転回系にする。

+テンション=長二度下のトライアド+一度下aug(sus4)

♭Ⅴ

オルタードスケールは、

1と3と♭7に9と13(5)の♭と#を入れるとド ♭レ #レ ミ ♭ソ #ソ ♭シ ド

左手コードのG=Ⅴで考えると ソ ♭ラ #ラ シ ♭ド #ド ファ

このスケール中で♭Ⅴ度=G♭となります。

なので覚え方は減5コード=代理コードとなります。

♭Ⅵ

コンディミスケールは、

3種類しかなく半全半全・・で組み立てるスケールで

たとえば左手のコードGなら

このスケール中で♭Ⅵ度=A♭(転回系)となります。

覚え方は7thの全音下のコード(転回系)となります。

オルタードスケールは、

左手コードのG=Ⅴで考えると ソ ♭ラ #ラ シ ♭ド #ド ファ

このスケール中でⅥ度=Aとなります。

なので覚え方は左手コードで押さえている7thの半音下のコードとなります。


練習の仕方は、4度圏や5度圏図を使ってⅡでの4度圏で一周、

♭Ⅴでの4度圏で一周・・・と練習していく。
一粒で二度おいしい・・対角線上は左手構成音同じ

 

コンビネーションディミッシュ『コンディミ』

7thコード・・・dimコード+音上のdimコード=コンディミスケール

3種類しかない。

①Cdim+C#dimのコンディミ Cから+半音+全音+半+全+半+全+・・・と積み上げる。
 E♭dim+EdimはE♭から・・・〃

 G♭dim+GdimはG♭から・・・〃
 Adim+B♭dimはAから・・・〃

②Fdim+F#dimのコンディミ Fから+半音+全音+半+全+半+・・・と積み上げる
 A♭dim+AdimはA♭から・・・〃
 Bdim+CdimはBから・・・・・〃
 Ddim+E♭dimはDから・・・・〃

③Gdim+A♭dimのコンディミ Gから+半音+全音+半+全+半+全+・・・と積み上げる。
 B♭dim+CdimはB♭から・・・〃

D♭dim+DdimはD♭から・・・〃

 Edim+FdimはEから・・・・〃

  

  dimコードをdimコード+音上のdimコード=コンディミスケール
                            →全半全半全半・・・となる。

★左は、dimの第二音を外して3つ目の音として9thを加える。
★両手で弾いてゴージャスな音を作りたいときは、
 9thとして加えた音を左手1音で右手3音と同時に弾く。

ブロック奏にも左のボイシングにも

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